県警は上田容疑者が飲ませたとされる睡眠導入剤が効き始めた地点を示すものと判断。走行ルートは上田容疑者が薬の効く時間を計算して指示したとみて、飲まされた場所や時間の特定を進めている。
捜査関係者らによると、円山さんは同日午前8時頃、車で外出。カーナビの記録では、アパート付近に行き、鳥取砂丘近くの県道を経由して、遺体が発見された摩尼(まに)川沿いで止まっていた。
車はアパート付近から川まで約15キロを走行していたが、約8キロ走ったあたりの海岸沿いの県道で急に速度が落ちて停止。その後は止まらずに走っていた。
上田容疑者と同居の元自動車販売会社員の男(46)(詐欺罪などで起訴)の供述では、男は当日、上田容疑者に電話で呼び出され、待ち合わせ場所に到着すると、ぐったりして眠そうにしている円山さんがいたという。上田容疑者は「円山さんを涼ませたい」と言って、男が乗ってきた車を運転して先導。円山さんが乗った車は、男が代わって運転し、摩尼川へ向かったとしている。
円山さんの遺体から成分が検出された複数の睡眠導入剤は、いずれも即効性が高く、飲んでから約15〜20分で効き始めるという。県警はこうした状況から、走行中に意識がもうろうとし始めた円山さんが車を止めたと判断。その後、上田容疑者が男を呼び出し、運転を代わらせたとみている。
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